近年、地球上で発生している異常気象は、更に顕著になっています。
昨年6月からの南半球での異常低温は、北半球での猛暑と対になっていたようです。
現在、オーストラリアでは昨年末から続いている洪水は、オーストラリア史上最大ともいわれています。
この歴史的な水害で大きな被害を受けたオーストラリア北東部クイーンズランド州のブリスベーンで15日、2万2000人を超える人が洪水の後片付けを行ったそうです。
(引用開始)
(引用終わり)
本日午前10時から民放テレビ局・テレビ朝日系列で放送された「サンデーフロントライン」で、オーストラリアの洪水でサトウキビが減産となり日本への砂糖輸出が減り、日本国内での砂糖価格が急騰しているとの報道がされていました。
オーストラリアでは、小麦の世界的生産地でもあり、鉄鉱石・チタン・ボーキサイトなどの天然資源・鉱物資源を採掘する鉱山も多数存在しています。
今回の洪水で、小麦の生産地・鉱山も被害を受けているそうです。
世界市場で既に小麦を原料とした食料価格が上昇しているそうです。
日本国内では、調味料として砂糖を使用している加工食品の製造企業が、砂糖の価格上昇分を販売価格に転嫁せず人件費削減などで対応しているそうです。
ですが、不景気で体力・資金力が減ってきている中小企業は、今回の砂糖価格の上昇は、死活問題となっているのではと思われます。
2011年01月16日
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